2011年02月24日

初対面の人と短期間で仲良くなれる心理テクニック

【初対面の人との心の距離を効果的に縮める】



合コンや取引先との会食など、初対面だけど「この人と親しくなりたい」と思うことってたくさんありますよね。こんなときに便利なのが「ミラーリング」です。



■ ミラーリングとは?



相手のしぐさや動作を真似することで、親近感や好感を抱かせる心理テクニックのことです。人間は自身のしぐさや動作が似ている相手に好意を抱く心理があるといわれています。カップルや親友など、親しいほどに話し方やしぐさが似ているのはこのため。お互いにミラーリングしているからだといわれています。



【ミラーリングで相手と親しくなる具体的な方法】



ここでは、好意を寄せている者同士が無意識に行っているミラーリングを利用して初対面の相手と仲良くなる方法を紹介します。とはいえ、やり方はとても簡単。ただ、相手のしぐさを真似すればいいのです。



しかし、やりすぎは禁物です。相手に気付かれてしまうと不愉快に思われてしまいます。あくまでもさりげなく、相手のしぐさを真似してください。



【真似する時間について】



集中的に真似をし続けるのは、7分程度にとどめましょう。あまり長すぎると、相手に気付かれてしまいます。



■ 真似しやすいしぐさ



・相手と同じタイミングで飲み物を飲む

・相手と同じものを食べる

・相手が頭をかいたら、自分もかく

・相手が足をくんだら、自分もくむ



上記が、さりげなく真似しやすいしぐさです。ほかにも真似できそうなものがあったら、挑戦してみましょう。ただし、あくまでも相手の視界内で行わなければ意味がありません。可能な限り、相手に近い場所で行いましょう。



【相手の気持ちを確かめる】



真似をし続けるだけでなく、相手にどれくらい影響を及ぼしているのかを確認するのも大切です。飲み会などで一度、相手がどれくらい自分に対してミラーリングをしてくるか、確かめてみましょう。



・自分と同じタイミングで相手も飲み物を飲む

・自分と同じタイミングで相手も食べる



上記のような反応があれば、ミラーリングが成功していると考えていいでしょう。



■ 真似されなかったら?



相手がまったくミラーリングしなくても大丈夫です。「真似る」という行為は、相手に対する尊敬や行為の気持ちを表現したもの。相手の中では、自分のしぐさを真似る人=仲間・味方、という形で認識されます。めげずに続けましょう。



【ビジネスへの応用】



優秀な営業マンは、顧客のしぐさをミラーリングしていることが多いといわれています。顧客に対する好意や尊敬の念を無言で伝え、契約成立までのさまざまな障害をスムーズに乗り越える力にもなっているという統計まであります。プライベートだけでなく、下記のようにビジネスでも取り入れてみましょう。



・話すスピードやテンポを合わせる

・しぐさを真似る

・表情を真似る

・心情を真似る



【日常生活でも応用】



■ 自分の恋人・夫婦



恋人同士や夫婦はお互いのミラーリング率がかなり高いので、相手がどれくらいミラーリングしてくるかを観察してみましょう。お味噌汁を飲んでご飯を一口食べるなど、自分の食事のペースに相手が完全に合わせていることに気づけば、なんだかほっこりしますよね。自分だけでなく、ほかのカップルのミラーリングを観察してみるのも楽しいかもしれません。



【おわりに】



「付き合いが長くなるほどお互いに似てくる」とはよくいいますが、この方法を利用すれば初対面の人とも短期間で仲良くなれます。「すぐに仲良くなりたけど、でも…」と迷っていたら、試してみるのもありかもしれません。





Posted by ライフパートナー at 19:39│Comments(0)
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